TM タイム マネジメント Time Management
タイム マネジメント[時間生産性向上コース]
従来、時間管理がうまくできない原因は、時間管理のスキル不足にあると考えられていました。しかし、自分で何がしたいのかがわからない時や、自主的にそれに取り組もうとしない時は、時間管理のスキルを持っていても、問題は解決しません。 時間管理の本当の問題は、その人の意志の問題なのです。時間管理とは、その人の存在や生き方、価値観と密接に関わっています。自分の価値観が明確になれば、自分の活動をどのようにすべきかを考えるようになります。そのようになってはじめて、時間管理のスキルが意味を持つようになります。
プログラムの焦点:何を修得するか?
「TM タイム マネジメント」は、充実感を持って仕事に取り組み、生産性の向上を図るために必要な時間管理の方法を身につけることを目的として開発されたプログラムです。本プログラムでは、時間管理のスキルを修得するだけでなく、現在の時間管理に関する問題分析を行います。また、時間管理の前提となる、自身の価値観について改めて考え、明確にします。
プログラムの方法論:どのように修得するか?
「TM タイム マネジメント」は、時間管理の成否は、「20%のスキル」と「80%の意志」にかかっていることを前提に構成されています。研修は、「時間管理のピラミッド」に基づき、「価値観の分析」から「効果的な活動をするためのスキル」へと進んでいきます。
■ 時間管理のスキル
- 業務内容分析
- クロックタイム指向/ゴールタイム指向への対処
- プライムタイムの活用
- A-B-C 法
- プロテクティング
価値観、目標、活動が一致する時、(人は)効果的で、最も高い生産性と充実感を得ることができます。
プログラムの構成
- 標準開催期間:1日間
- 形 態:20名以下の少人数によるセミナー
- 教 材:ワークブック、学習のてびき、スライド
- 参加対象者 :新入社員から管理職まで
プログラムの展開
■ 学習項目と主な内容
- 時間管理とは:お客さまのニーズに重点を置いたセールスの哲学を学びます。自身の時間管理の問題に向き合い、時間管理がうまくいかない要因を認識し、時間管理のカギは自身の中にあることを理解します。
- 時間と価値観:自身の価値観を明らかにし、価値観、活動、意志の関係を理解します。
- 問題領域への対応:実際の業務活動をその重要度と価値観の面から分析し、自らの意志で時間管理を行うための方策を考えます。
- 時間管理スキルの修得:時間管理を効果的に行うためのスキルを学びます。
■ 期待される効果
- 時間に追われたり、支配されている気持ちから解放されて意欲的に仕事に取り組めるようになります。
- 価値観にそった活動は、効果的な時間管理に結びつくことを認識することができます。
- 個人の価値観と組織にとっての重要度との間に不一致がある場合でも、適切に対処できるようになり、仕事の生産性が高まります。
- 時間に対する個人の考え方の違い、自身のエネルギーレベルとの関係などを理解することで、欠点を補う仕事の進め方ができるようになり、充実感を持って仕事に取り組み、成果を上げていくことができるようになります。
参加者の声:過去のアンケート/フォローアップより抜粋
- 時間管理とは、結局は自己管理であることがよくわかりました。毎日残業が多いのは、自己管理の問題でした。おおいに反省しました。(ITベンダー/中堅SE)
- 単に時間管理の技術を学ぶ研修と思い、大した期待をしていなかったのですが、予想以上に有意義な研修でした。特に、価値観の分析は、失いかけていた「やる気」をよみがえらせてくれました。後輩にも薦めます。 (機械メーカー/工場担当者)
- 組織人である以上、仕事は断らないことを信条に20年努めてきましたが、断る勇気も必要であることを実感しました。プロテクティングは、私の真の生産性を高めてくれるはずです。(化学メーカー/物流担当者)
- A-BーC法は単純ですが、効果的だと思います。研修の休み時間から、実行しています。(食品メーカー/課長)