LFP パフォーマンスリーダー基本モジュール: 評価
Leading for Performance: Reviewing Performance
充実感を伴ったパフォーマンス
パフォーマンスを評価することは、組織全体の発展を図る上でとても重要です。しかし、評価をする準備ができておらず、公正で建設的な評価を行うことができないマネジャーも多くいます。そのような場合、マネジャーもメンバーも評価を恐れるようになり、型通りのことを言うだけで、建設的な対話は行われていません。その結果、本来、肯定的な評価を得られるはずの「やる気」の要素が評価されず、逆に否定的な評価を受けたり、また、育成計画のための組織のデータが使われなかったりすることもあります。
「LFP パフォーマンスリーダー基本モジュール」の「評価」モジュールでは、参加者は、パフォーマンスの評点のつけ方や一般的な評価エラーについて理解し、効果的な評価を行うための準備や手順について学びます。
期待される効果
効果的な評価を行うことで、組織戦略とメンバーの育成とを関連づけることができ、組織のさらなる成長へとつながります。
振り返りや成長に関して、メンバーと責任を共有しながら確実に評価のプロセスを踏むことで、メンバーの仕事に対するコミットメントも高まり、さらに能力も向上するでしょう。
パフォーマンスを向上させるために
「評価」モジュールには、日々の業務を支援するためのツールとして、評価プランナーとスキルカードが用意されています。これらを使うことによって、参加者は新たに身につけた考え方やスキルを、実際の業務に当てはめることができるようになります。
学んだことを実践していくためには、参加者のマネジャーに早い段階から関与してもらい、参加者の成果向上に向けたコーチを行うようにすることも、学習を成功させる鍵となります
主な学習項目
- 評価における課題 : よい評価を行うために、どのようなことが必要かを把握します。
- 充実感を伴ったパフォーマンス: パフォーマンスと充実感の両方の観点から、評価を行うことを理解します。
- 評価の対話 :評価プランナーを用いて、効果的な振り返りと評価を行うための体系立った対話ができるようになります。
「LFP パフォーマンスリーダー基本モジュール」の構成
「LFP パフォーマンスリーダー基本モジュール」では、新任/中堅のマネジャーに必要とされるリーダーシップの基本的なスキルを修得するためのアプローチを提供します。LFPは以下のモジュールで構成されています。
- 目標設定(Setting Goals for Success)
- コーチング(Coaching for Performance)
- 評価(Reviewing Performance)
これらのモジュールを組み合わせて実施することで、より優れたパフォーマンス マネジメントを実践するための考え方とスキルを身につけることができるでしょう。
アセスメント/調査
ウィルソン・ラーニングの「アセスメント/調査」は、過去30年以上に渡る研究と経験に基づき、組織や個人の現状と目標、問題の明確化や原因分析を適切且つ的確に行うため、さまざまな手法を開発して参りました。
学習効果を測定する方法をよりよく知るためには、「測定と評価サービス」のページをご覧ください。