CCV キャリアバイタリティの創造 Creating Career Vitality
This product is available in Japan only.
終身雇用の崩壊、成果主義・裁量労働制・バーチャルオフィスの導入、リストラクチャリングなど、企業で働く多くの人が、ここ数年の間に、雇用環境の変化を経験しています。企業は激しい変化と厳しい競争環境の中で、組織の成長と個人の成長のバランスをとることを余儀なくされています。このような環境の中で企業が必要とするのは、自己の目的と企業の目的の間に整合性を見出し、常に最先端の知識やスキルの学習に励み、目標達成に向けてエネルギーを存分に投入することのできる、自律的でバイタルな個人です。変化し続ける市場の需要と、競争のプレッシャーに直面する今日の企業は、自分自身の成長とキャリアに責任を持つ人材を必要とします。ところで、あなたのキャリアにおけるバイタリティは、現在どのような状況にあるのでしょうか?
「CCV キャリアバイタリティの創造」は、改めて参加者に自身のキャリアについて考察し、バイタリティを持って仕事に 取り組むためのきっかけを提供します。
キーワード
◇自己のキャリアの見直しや方向性の検討
◇自己のキャリアに対するスタンスの確認
◇自己の才能と仕事のマッチングの確認
◇自己のキャリア開発計画への着手
◇かけがえのない存在であることへの認識
プログラムの焦点:何を修得するか?
「CCV キャリアバイタリティの創造」では、現在の仕事ぶりを「才能の発揮(Talent)」「目的意識(Purpose)」「求める仕事環境(Environment)」から見つめ直し、本当にやりがいを感じられるような「ビジョン(Vision)」を作り上げていきます。
このコースで特徴的なのはその進め方で、“かけがえのない自分”を実感するために、「自分はどんなことをしている時、夢中になれるのか」、「何が自分をやる気にさせるのか」、「仕事をしていて嬉しいと思えるのはどんなことか」、「それらを実感できた体験はどんなものか」などを内省し、グル-プ内でそれらを自分の言葉で発表し合います。その活動を通して、“他人とは違う自分の価値観”や“自分が提供したい・できる価値”を発見していきます。さらに、それらと自分の今の仕事ぶりを結びつけ、次の日からの、やりがいを持って仕事に取り組む「キャリアバイタリティ」を得るのです。
プログラムの方法論:どのように修得するか?
「CCV キャリアバイタリティの創造」は、米国インベンチャー・グループ(個人および企業・組織に向け、組織と個人の成長戦略、キャリアとライフスタイル作りの戦略を提供するコンサルティング・トレーニング会社)とウィルソン・ラーニングが共同で開発したプログラムです。「キャリアは与えられるものではなく、自己責任で開発すべきものである」という概念を、参加者の身の回りや世の中で起きているさまざまな事例を振り返りながら、まず確認します。また、参加者は「インサイド・アウト」の発見プロセスを通じてキャリアバイタリティの必要性に「気づき」、「内省」、「対話」などを通じて、自分自身のキャリアバイタリティについて「熟考」をし、さらに実現のための「行動」を明確にし、自身のキャリアプロフィールを明らかにしていきます。
プログラムの構成
- 標準開催期間:1日間
- 形 態:対話型の集合研修
- 教 材:テキスト、タレント ディスカバラー、キャリア バイタリティ マップ、OHP/スライド
- 参加対象者 :自身のキャリアについて見直しをしたい人、見直す必要のある人、キャリア開発・計画に取り組みたい人
プログラムの展開
期待される効果
- 変化し続ける雇用環境についての理解をもとに、キャリアについての新しい考え方や心構えが持てるようになり、雇用の変化を脅威としてではなく、機会としてとらえることができるようになる
- 自分の才能を生かすための戦略を立てる方法を理解し、実際に戦略を立てられるようになる
- 自分のキャリア ビジョンを実現するために必要とされるステップを明確に理解できるようになる
- 自分の感情や動機づけの要因、さらに生活のあり方を、自分自身でうまくコントロールできるようになる
- 変化や競争の厳しい時代の中でも通用するようになるために、自分のキャリアに弾力性を持たせるようにする
参加者の声:過去のアンケート/フォローアップより抜粋
- 業務の中で自分が楽しいと思える領域があることを再認識することができました。結果、仕事に対する意識にメリハリができ、「仕事を楽しもう」という意図を持って取り組めています。また、他の参加者の価値観・目的・ビジョンを聞き、自分以外の価値観を強烈に意識し、受容することができました。仕事で関わるさまざまな人が持つ、さまざまな価値観を尊重し、仕事をしていきたいと思います。
- 自分とは違った強み・弱みを持った参加者と意見交換をすることで、自分には強みなんかないのではないかと思っていたけれども、そうではないと考えることができるようになりました。弱みも含めて、自分自身を受け入れられるようになった気がします。
- 自分の今までの経験を振り返り、自分に影響を与えた出来事や何に価値を感じるかを整理することで、自分がなぜこの会社に入りたいと思ったのか、原点に立ち返ることができました。この会社で頑張っていこうという認識を新たにしました。そして、「自分の価値観に基づき、才能を生かすために次に何をやる必要があるのか」がわかりました。
ウィルソン・ラーニングの他のサービスと同様、これらの内容は、貴社を取り巻く状況やビジネス上の優先課題を反映する形でカスタマイズしたり、貴社のパフォーマンス マネジメントのプロセスに組み入れたりすることができます。
ウィルソン・ラーニングでは、貴社がさまざまなツールを通して望ましい変革を進め、組織戦略の推進力を持ち続けることを支援します。