CCP クリエイティブ・カルチャー・プロファイル Creative Culture Profile | Wilson Learning Worldwide

CCP クリエイティブ・カルチャー・プロファイル Creative Culture Profile

将来の事業の柱を創るため、多くの企業でオープンイノベーション、事業創造プログラム企画、社内ベンチャー、アクセラレーター等、多様な取り組みが推進されていますが、実は自社の組織カルチャーが障壁となって事業化が進まないケースが多く存在しています。本調査を実施することで、価値創造に取り組む企業の現在の組織カルチャーの状態を可視化、およびフォーカスすべき課題の明確化が可能になり、組織カルチャーのアップデートに向けた施策決定のための一助を得られます。

クリエイティブ・カルチャー・プロファイル(CCP)は、個人が想いをもって新規事業創造に挑戦する組織カルチャーの可視化を目的とした組織調査です。組織が新規事業創造を支援するカルチャーの要素を持っているかどうか、「組織環境」「マネジメント」「個人」の各レベルにおいて、メッセージの浸透、制度や機会の整備、認識やマインド等について、組織メンバーより回答を収集し、組織カルチャーの状態を可視化するツールです。

価値創造が生まれる組織カルチャーへのアップデート

新規事業創造の成果指標は「業績」「数量」に置かれ、短絡的な経営判断になりがちなのが現状です。もちろん、財務的指標は事業の継続に大切な要素ですが、組織カルチャーやエンゲージメント、社員の成長といった非財務的指標も含めた長期的な成長・変容にも視野を広げることが、持続的に価値を創造し続ける組織にするためには求められます。なぜなら、価値創造が個人によって生み出されるのであれば、彼らの属するふだんの組織カルチャーが、いかにチャレンジできる環境であるか、サポートしてくれる上司がいるか、制度が整っているかといった要素が必要不可欠だからです。
組織カルチャーとは、人のマインド・行動の集合意識であり、一朝一夕に変化できるものではありません。現状と向き合い、理想とする組織カルチャーを目指して行動し続けることが大切で、試行錯誤しながら施策を展開し、その結果から、次の施策を検討し…、といった継続的、かつ組織的な学びのプロセスの先に、自社にしかない創造的なカルチャーへのアップデートがあり、新たな事業が生まれるのです(図1)。

図1. 組織カルチャーのアップデートに必要な組織的な試行錯誤
CCPの特徴

1.価値創造への意識や行動実態を把握
新しい価値を創造する必要性を意識できているのか、意識できていた場合実際の行動に移せているのか、組織メンバーが現在どのステージにいるのかによって、打つべき施策が異なります。
まずは、組織メンバーの実態を把握し、意識変容ステージにおける組織メンバーの構成比率を確認します(図2)。

図2. 価値創造の実践者 意識変容ステージ

2.価値創造に必要なカルチャー要素の現状を測定
本調査は、大企業の中で、新しい価値創造を興してきた実践者へのインタビュー、そして促進する組織要因のリサーチの分析に基づき開発されています。調査項目は、新しい価値を創造する際に必要な要素で構成されており、組織カルチャーの状態把握が可能です。併せて、組織メンバーの意識や活動意欲と関連する項目も明らかになるため、課題を明らかにし、施策のヒントとすることが可能です。
なお、本調査は2回実施を1セットとしており、施策実施前後の認識や行動といった組織カルチャーの変容度合いを確認できます(図3)。

図3. 調査結果サンプル
3.施策実施後の効果測定も可能 ※オプション

実施した施策に効果があったのか、施策対象者に直接調査することで、施策が狙い通りに効果を発揮しているのか把握することが可能です。
図4は、ある企業で実施した次世代リーダー向け研修に参加した方を対象に、研修参加後に認識や行動が変わったのかを尋ねた結果です(一部抜粋)。
オレンジ色のバーが左に伸びているほど、研修を受けたことで認識や行動が変わったと実感していることを示しています。
この事例では、研修参加者は、他の項目に比べ、「社員が主体的にチーミング(仲間づくり、コミュニティづくり)をできる環境がある」および「私の組織には、既存事業・職務の枠にとどまることなく、視野を広げたり視座を高めたりする機会がある」という項目について、研修参加前よりも認識が変わったと答えています(赤枠内の項目)。

図4. 研修参加後の認識・行動変容
この企業では研修を実施することで狙った通りの結果を得ることができました。しかし、価値創造が生まれる組織カルチャーにアップデートするための施策は、各組織の課題や現状によって異なります。同様の研修を実施しても、同じような結果や狙った通りの効果が出るとは限りません。
組織カルチャーのアップデートに近道はありません。施策を検討し実施し、施策後のフィードバックを元に新たな施策を検討し実施すること、つまり、継続的な試行錯誤が、自社にしかない組織カルチャーを生み出す王道です。

価値創造を生む組織カルチャーへとアップデートするための継続的な試行錯誤を伴走する調査ツールとしてCCPご活用ください。

◇ 本調査は、新規事業創造を牽引できる人材の発掘と育成を支援する「価値創造リーダーシップ体験プログラム」も併せて導入することで個人と組織のカルチャー変容の相乗効果を得られます。

お客さまのパートナーであるために

ウィルソン・ラーニングは人材育成のパートナーとして、お客さまの育成現場の現状を理解し、プログラム受講後の行動変容、そして学びをお客さまのビジネス成果につなげるためのお手伝いをいたします。研修プログラムと融合した評価システムの立案・構築から、一人ひとりのパフォーマンスと充実感の向上のきっかけづくりをサポートいたします。

すべてのプログラムはお客さまの業界・市場の動向、ビジネス上の課題や育成方針などに応じてカスタマイズすることも可能です。

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